サイトを常時SSL化対応(常時HTTPS化)する際の設定代行費用の目安

サイトを常時SSL化対応(常時HTTPS化)する際の設定代行費用の目安

常時SSL化対応の代行を外部に依頼する場合、依頼先として個人(フリーランス)や制作会社、サーバー会社などがあります。

依頼先によって代行の料金体系設定が異なるためピンキリですが、SSL化代行にかかる費用は、平均的に数千円~5万円程度と表示しているところが多い傾向があります。

ただ、実際に数千円~5万円ほどでSSL化作業を完了する業者は少なく、サイトの規模などにもよりますが、よく出る見積もり金額としては10万円~15万円ほどが相場と言えるでしょう。

SSL化代行を数千円で引き受けるという場合は、法人ではなく、個人が引き受けて作業を行うケースが多いです。

SSL化作業の過程で、重要なIDやパスワードを依頼先に渡す秘密保持の観点からも、個人への依頼は避け、法人への依頼が無難と言えるでしょう。

常時SSL化設定は全ページを通信の暗号化しなければならないため、サイトの規模によっては数十万円になる可能性もあります。

また、設置するSSL証明書の種類や使用しているサーバーなどによっては、SSLの設置が困難であったり、費用が高くなったりする可能性があります。


下記の記事では、サイトの常時SSL化にかかる費用や無料SSLと有料SSLの差などを徹底解説しています。

よろしければ、こちらの記事もご参照ください。

サイト常時SSL対応の無料と有料の違いは?SSLの必要性や費用を徹底解説

記事はこちら

HTTPS化対応しないとWebサイトが正常に表示されなくなります

Google公式のSecurity Blogで、新たに下記のような発表がありました。

概要

2019年12月から2020年2月にかけ、Google Chromeに対して、Webサイト内の「HTTP」コンテンツがブロックされるよう、段階的な仕様変更が行われることが公表されました。

▽対象ブラウザ
Google Chrome 79.0以降
▽変更内容
HTTPS/HTTP混在ページにおけるHTTPをデフォルトでブロック対象とする
▽想定影響
Webサイト上に「http」で記述されているコンテンツが正常に動作しなくなる

上記のようなGoogle Chromeの仕様変更に伴って、Webサイト内の「HTTP」コンテンツがブロックされてしまうと、Webサイトに訪問したユーザー(お客様)にはあなたの伝えたい情報を正しく伝えることができなくなってしまいます。

そのような機会損失を避けるためにも、まだHTTPS化(SSL化)対応がお済みでない場合には、早めにHTTPS化対応することを強くおすすめします。

また、SSL証明書を導入済みの場合であっても、「http」から始まるコンテンツが混在していないかどうかを、今一度チェックすることをおすすめします。

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今回は、SSL化の代行費用に関する情報をご紹介しました。

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