WordPressのサーバー移行は古いバージョンでもできますか?エラー検証をお願いします
今回ご紹介する事例のお問い合わせ内容は、下記の通りです。
お問合せ内容
PHPのバージョンが古いままの状態のため、WordPress本体やテーマ、プラグインのバージョンアップの際にエラーが出る可能性があることが分かりました。
現在使用しているサーバーでは最新のPHPが使えないので、サーバー移行(エックスサーバー)を考えています。
サーバー移行はこちらでしますので、スムーズに移行できるようテスト環境の構築とエラーの検証のみをお願いします。
テレコム東京の対応
WordPressを別サーバーに移転する際に気をつけるポイントは、旧サーバーと新サーバーのPHPバージョンです。
両方のPHPバージョンが大きく違っていた場合、WordPressに不具合が生じてしまいます。
このような場合、事前にテスト環境を作って、WordPressのバージョンを上げても問題がないかを検証したうえで、新サーバーへ引越ししなければなりません。
お客様のサイトの内容を確認させていただくと、ECサイトや決済関連などが入っていない雑記ブログでした。
お打ち合わせをさせていただき、費用を抑えるために、お客様に移行する記事を選定してもらい、テスト環境の構築に必要なものだけを移行して検証することにしました。
以上の点を踏まえて、弊社では、下記のような対応をさせていただきました。
実際の対応
テスト環境の構築にあたり、お客様に新レンタルサーバーの契約を進めていただきました。
事前にお客様からお聞きした情報は以下の通りです。
- 旧サーバーのログイン情報
- 新サーバーのログイン情報
- WordPressのログイン情報
- ドメイン情報
- FTPのログイン情報
WordPressのバージョンが 新サーバーの動作要件に問題がないことを確認のうえ、以下の作業内容によりご要望を実現することができました。
- サイト内調査・お打ち合わせ
- 新サーバーの初期制定
※旧サーバーのバージョンに近いものを設定しました。 - テスト環境を構築
- サイトデータのバックアップ
- テスト環境においてバージョンアップの不具合の有無を確認
※PHPバージョンを調整しました。
※プラグインやテーマをバージョンアップしました。
※エラーの原因となるプラグインを確認し、削除しました。 - 本番環境へWordPressデータをアップロード
※PHP、プラグイン、テーマをバージョンアップしました。
※表示確認し、微調整しました。 - 本番環境の動作確認で問題がなかったため、DNS切り替え
- 最終確認後、作業完了
- 30日間の無料保証サポート
当初、お客様からのご依頼は、テスト環境の構築とエラー検証のみでしたが、本番環境でエラーが生じた際の対処に自信がないとのことで、本番環境へのアップロードと微調整までを代行させていただきました。
本番環境へはトップページのみを移行し、残りのページについては、手順書をお渡しして、お客様に移行作業をしていただくことで、費用を抑えることができました。
また、ご相談したうえでプラグインの整理を行い、エラーの原因となったプラグインをこちらで削除させていただきました。
削除したプラグインと同じ機能を持つプラグインの追加については、後日お客様がインストールするとのことです。
WordPressを古いバージョンのまま放っておくと、セキュリティリスクが高くなるので、こまめなバージョンアップをおすすめします。
このケースの見積もり金額
今回ご紹介したケースの場合、弊社では13万円(税別)にて対応いたしました。
業者によって設定されている価格が異なり、同じ作業内容であっても高額な見積もりを出される場合もありますので、依頼先を検討する際には必ず他社見積りを取りましょう。
今回ご紹介したようなケース以外にもホームページのことでお困りの場合は、お気軽に弊社までお問い合わせください。
弊社にお問い合わせいただく70%は、専門知識を持たれていない読者様からです。
わかりやすい言葉でご説明させていただくように心がけておりますので、お気軽にご相談くださいね。
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