SSL対応のLet’s Encrypt(レッツエンクリプト)等の無料SSLとは
最近では、無料で使える「Let’s Encrypt(レッツ・エンクリプト)」や、さくらインターネットの年間1,620円(※2019年1月25日時点)で使える「ラピッドSSL」などの安価なSSLが普及しています。
Let’s Encrypt(レッツ・エンクリプト)とは、無料でSSL証明書を取得できるサービスであり、ISRG (Internet Security Research Group) というアメリカの非営利団体が2016年から提供しています。
Let’s Encryptは無料SSLになりますが、「3ヶ月に1回手動で更新しなければ失効してしまう」という点に注意が必要です。
自前でサーバーをお持ちの方はもちろん手動更新が必要ですが、レンタルサーバーを使用している場合、自動で更新してくれるところもあります。
しかし、レンタルサーバーによってはLet’s Encryptが使えないサーバーもあるので、事前に確認が必要です。
Let’s Encryptの無料SSLは、有料SSLと通信を暗号化する安全性という観点では差はありませんが、手軽に取得できるドメイン認証(DV)証明書のみの対応で、フィッシング詐欺対策や企業などの実在証明が必要な有料SSLである企業実在認証(OV)証明書・EV認証証明書には非対応となっています。
例えばEV証明書の場合、サイトのアドレスバーに「会社名(組織名)+国を表すイニシャル」が緑色で表示されますが、Let’s Encryptのような無料SSLはそのような文字列が表示されません。
無料SSLと有料SSLではさまざまな点で違いがあり、運営サイトによってどのSSLが適しているかという判断は異なります。
下記の記事では、サイトを常時SSL化する際における無料と有料の費用差や、SSLのメリット・デメリットなどを詳しく解説しているのでよろしければご参照ください。
▼サイト常時SSL対応の無料と有料の違いは?SSLの必要性や費用を徹底解説
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今回は、Let’s Encryptに関する情報をご紹介しました。
弊社では、無料・有料どちらのSSL証明書の取得&設置代行も行っております。
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