SSL通信とは?「SSL/TLS」のSSLとTLSの違いも解説

SSL通信(SSL/TLS)とは

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SSLとは「Secure Sockets Layer」の略称であり、SSL通信とはSSL(Secure Sockets Layer)/TLS(Transport Layer Security)プロトコルを利用した「暗号化通信」を意味します。

SSL/TLSプロトコルを利用することによって、WebクライアントとWebサーバー間でやりとりされる通信データを暗号化できて、悪意のある第三者によって個人情報・認証情報の盗聴や改ざん、なりすましなどを防止することができます。

SSL通信はインターネット上で安全に通信ができる機能であり、悪意のある第三者が通信データを盗み見ようとしても、やりとりの内容が暗号化されているため、解読することはできません。

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SSLとTLSの違い

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TLSは通信データを暗号化するSSLの次世代規格ですが、SSLという名称のほうが世間に広く知れ渡っていることもあり、一般的にSSLという表記はTLSを指している場合が多いです。

場合に応じては「SSL/TLS」と併記されることもあり、SSLとTLSは両者とも「安全に通信を行うためのセキュリティプロトコル」と認識しておくといいでしょう。


下記の記事では、SSL通信に関わる情報をまとめてご紹介しているので、ぜひご参照ください。

SSL通信とは?SSL通信の仕組みや証明書、確認方法などを徹底解説

記事はこちら

HTTPS化対応しないとWebサイトが正常に表示されなくなります

Google公式のSecurity Blogで、新たに下記のような発表がありました。

概要

2019年12月から2020年2月にかけ、Google Chromeに対して、Webサイト内の「HTTP」コンテンツがブロックされるよう、段階的な仕様変更が行われることが公表されました。

▽対象ブラウザ
Google Chrome 79.0以降
▽変更内容
HTTPS/HTTP混在ページにおけるHTTPをデフォルトでブロック対象とする
▽想定影響
Webサイト上に「http」で記述されているコンテンツが正常に動作しなくなる

上記のようなGoogle Chromeの仕様変更に伴って、Webサイト内の「HTTP」コンテンツがブロックされてしまうと、Webサイトに訪問したユーザー(お客様)にはあなたの伝えたい情報を正しく伝えることができなくなってしまいます。

そのような機会損失を避けるためにも、まだHTTPS化(SSL化)対応がお済みでない場合には、早めにHTTPS化対応することを強くおすすめします。

また、SSL証明書を導入済みの場合であっても、「http」から始まるコンテンツが混在していないかどうかを、今一度チェックすることをおすすめします。

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今回は、SSL通信に関する情報をご紹介しました。

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