Googleが常時SSL化対応を推奨!SEOや検索順位に影響あり

GoogleがSSL化切り替えを推奨

検索エンジン大手のGoogleは、2014年8月に「HTTPSをランキングシグナルに使用します」という発表をしました。

これは、インターネットを利用するユーザーが安全な通信に接続できるように、全てのサイト所有者に対して「http」から「https」への切り替え(=常時SSL化)を推奨しているということです。

さらに言うと、「SEOでhttps化されたサイトを優遇する」ということをGoogleが明言したことによって、https化されていないサイトは検索結果において不利になってしまう可能性があります。

常時SSL化への切り替えは、Yahoo!においても2016年4月から2017年3月までに全サービスで対応しています。

Google Chromeアップデートでは、2017年1月にリリースされたGoogle Chrome62以降において、SSL化していない場合、サイトのURLが表示されるアドレスバーに「保護されていません」や「保護されていない通信」という警告文が表示されるようになりました。

「保護されていない通信」の例
http1
http2

非SSL化対応の場合、収益減少の可能性も

SSL化されていないHTTPページのままだと、お問合せフォームなどの入力フォームに入力しようとした場合、赤字で「保護されていない通信」と強調されて表示されます。

非SSL化サイトに表示される「保護されていない通信」という警告文の表示によって、これを読んだユーザーに対して悪影響を与えてしまうことは避けられず、サイトのアクセス数減少や売上減少の可能性が高まります。

そのため、近年では一刻も早い常時SSL化対応が求められています。


下記の記事では、サイトの常時SSL化対応するにあたり、無料SSLと有料SSLの違いや、SSL化の必要性、SSLに関わる費用に関して詳しく解説しています。

サイト常時SSL対応の無料と有料の違いは?SSLの必要性や費用を徹底解説

記事はこちら

HTTPS化対応しないとWebサイトが正常に表示されなくなります

Google公式のSecurity Blogで、新たに下記のような発表がありました。

概要

2019年12月から2020年2月にかけ、Google Chromeに対して、Webサイト内の「HTTP」コンテンツがブロックされるよう、段階的な仕様変更が行われることが公表されました。

▽対象ブラウザ
Google Chrome 79.0以降
▽変更内容
HTTPS/HTTP混在ページにおけるHTTPをデフォルトでブロック対象とする
▽想定影響
Webサイト上に「http」で記述されているコンテンツが正常に動作しなくなる

上記のようなGoogle Chromeの仕様変更に伴って、Webサイト内の「HTTP」コンテンツがブロックされてしまうと、Webサイトに訪問したユーザー(お客様)にはあなたの伝えたい情報を正しく伝えることができなくなってしまいます。

そのような機会損失を避けるためにも、まだHTTPS化(SSL化)対応がお済みでない場合には、早めにHTTPS化対応することを強くおすすめします。

また、SSL証明書を導入済みの場合であっても、「http」から始まるコンテンツが混在していないかどうかを、今一度チェックすることをおすすめします。

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