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SSL証明書が有効期限切れするとどうなる?
SSL証明書には有効期限が必ず存在し、現在利用されている証明書の有効期限は平均的に3ヶ月~2年間のものが多いです。
自前でサーバーを持っているなどの場合、利用しているSSL証明書の有効期限毎に更新を行う必要がありますが、有効期限が切れてしまったり、正常に更新が行われなかったりすると、下記のようなエラーメッセージがサイトに表示されます。
SSL証明書の有効期限が切れてしまった場合「この接続ではプライバシーが保護されていません」や「悪意のあるユーザーによって、パスワード、メッセージ、クレジットカードなどの情報が盗まれる可能性があります」などとエラー画面になり、サイトへ接続することができなくなってしまいます。
このような状態のまま放っておくと、サイトの信用度は下がり、当然ですがアクセスも減少してしまいます。
サイト運営者にとっては、致命的にマイナスな影響があることは言うまでもありません。
SSL証明書が有効期限切れしたら、SSL証明書を更新しよう
SSL証明書の有効期限が切れてしまった場合は、一刻も早くSSL証明書を更新しましょう。
SSL証明書の有効期限が切れている状態だと、サイトへのアクセスがブロックされてしまうため、焦ってしまう方も多いです。
中には、とにかく早くサイトを表示させたいという思いから、サイトのURLをhttpに戻す方法を思いつく方もいらっしゃいます。
しかし、URLをhttpに戻してしまうと暗号化通信が行われず、通信データが悪用されるリスクが高まったり、サイトのデザインが崩れてしまったりと状況を悪化させてしまう可能性もあります。
サイトを正常に表示することができず、焦ってしまうのは当たり前ですが、落ち着いてSSL証明書の更新作業を行うのが最良な対処法です。
SSL証明書の有効期限切れを防ぐには?対策方法
SSL証明書の有効期限切れを防ぐには、下記のような対策方法があります。
スケジュール管理ツールに有効期限を登録する
Googleカレンダーなどのスケジュール管理ツールを利用して、SSL証明書の有効期限が切れる前に対応できるように設定しておくと、更新忘れを防止できて安心です。
SSL証明書の更新は、ほとんどの認証局の証明書において90日前から可能なものが多いです。
更新忘れを防ぐためにも、90日前になったら更新作業に着手すると良いでしょう。
自動更新に対応したSSL証明書にする
さくらインターネットなどのレンタルサーバーでは、自動更新に対応したSSL証明書を提供しています。
このようなSSL証明書を利用すると、自動的にSSL証明書の更新を行ってくれるため、有効期限を気にする必要がなくなります。
しかし、稀にSSL証明書の更新作業中にエラーが発生したなどの場合には、レンタルサーバー会社からメールで連絡が入り対応が必要なこともあるため、メールを見落とさないように注意しましょう。
下記の記事では、SSL化の必要性やSSL証明書に関する情報をまとめてご紹介しております。
よろしければ、ご参照くださいね。
▼SSL化前に確認すべき点や上手くSSL化されない時の対処法を解説!証明書やリダイレクト法まとめ
SSL証明書の有効期限切れでお困りの方は、弊社にご相談ください!
SSL証明書の有効期限が切れてしまった場合や、もうすぐ期限が切れるがどう対応すればいいかわからない場合には、弊社にお任せください。
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