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Google Workspace(旧G Suite)の独自ドメインメールはそのままでサーバーとドメインの移行だけお願いします
今回ご紹介する事例のお問い合わせ内容は、下記の通りです。
お問合せ内容
はじめまして。
下記の作業代行をお願いします。
・レンタルサーバーをA社からB社へ移行
・ドメインもB社へ移管
管理をしやすくするため、ドメインとサーバーをB社に移行し、一本化したいと思います。
弊社ではGoogle Workspaceを導入しており、移行後も、メール(独自ドメインを使用)はGoogle Workspaceでこれまで通り使い続けたいと思っています。
メールはそのままで、サーバーの移行とドメインの移管をすることは可能でしょうか?
作業に必要な情報はすぐに提供できるよう準備しますので、よろしくお願い致します。
テレコム東京の対応
お客様にお話を詳しくお聞きしたところ、サイトの状況は以下の通りでした。
- レンタルサーバーはA社を利用中
- 独自ドメインのメールアドレスをGoogle Workspaceで利用中
- 現在使用中のメールアドレスは10アカウント
- 自社HPはWordPressで運営中
Google Workspace(旧G suite)は、メール、チャット、テレビ会議など、ビジネスで必要なツールがすべて揃っている、Googleが提供するクラウドサービスです。
お客様によりますと、サーバーとドメインを同じレンタルサーバー会社に移行し、メールはそのままGoogle Workspaceを使いたいとのことでした。
今回のケースは、メールはGoogle WorkSpaceを継続利用という内容なので、メールアドレスの移行はありません。
新サーバー側で、ドメイン名を管理するための情報であるDNS(Domain Name System)を編集する必要があります。
以上の点を踏まえて、弊社では、下記のような対応をさせていただきました。
実際の対応
新レンタルサーバー会社B社が、ドメイン移管に際して問題がないことを確認したうえで、お客様にB社の新規契約の手続きを進めていただきました。
そして手順をお伝えし、ドメイン移管申請も行っていただきました。
続いて、移行作業に際して、お客様よりお聞きした情報は以下の通りです。
- ドメイン情報
- 現レンタルサーバーA社のログイン情報
- 新レンタルサーバーB社のログイン情報
- WordPressのログイン情報
WordPressのバージョンなどのサイト内調査を行い、問題ないと判断したうえで、下記の作業内容でお客様のご要望を実現しました。
- 新サーバーの初期設定
- 現サーバーのデータベースよりWordPressデータのダウンロードとエクスポート
- 新サーバーへWordPress本体データのアップロード、データベースをインポート
- FTPソフトの設定
- 新サーバー側のDNSレコード設定
(MXレコード設定) - 動作確認・メール送受信の確認後、作業完了
- 30日間の無料保証サポート
ドメイン移管完了後、独自ドメインのメールをGoogle Workspaceで今まで通り使っていただけるよう、レンタルサーバーB社の管理ページにて、DNSの編集を行いました。
今回は、Google Workspace用のMX(Mail eXchanger)レコードを追加し、不要なMXレコードを削除するなどの設定を行いました。
これにより、移行後も独自ドメインのメールが Google Workspaceへ配信されるようになります。
このケースの見積もり金額
今回ご紹介したケースの場合、弊社では8万円(税別)にて対応いたしました。
業者によって設定されている価格が異なり、同じ作業内容であっても高額な見積もりを出される場合もありますので、依頼先を検討する際には必ず他社見積りを取りましょう。
今回ご紹介したようなケース以外にもホームページのことでお困りの場合は、お気軽に弊社までお問い合わせください。
弊社にお問い合わせいただく70%は、専門知識を持たれていない読者様からです。
わかりやすい言葉でご説明させていただくように心がけておりますので、お気軽にご相談くださいね。
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