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「保護されていない通信」はウイルスではない
WEBサイトを見ていて、アドレスバーの横に、
- 「保護されていない通信」
- 「安全ではありません」
- 「この接続ではプライバシーが保護されません」
などといった警告文が表示されているサイトを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
下記の画像が、実際に表示される警告文の例です。
パソコン(Google Chrome)に表示された警告文②
スマホ(iPhone)に表示された警告文
このような警告文が表示されると、コンピューターウイルスに感染してしまう危険なサイトにアクセスしてしまったのではないかと不安に思われる方もいらっしゃいますが、これはコンピューターウイルスではありません。
WEBサイトのURLにはhttpとhttps の2種類がある
「保護されていない通信」や「安全ではありません」などと警告文がアドレスバーに表示される原因は、ウイルスではなく、常時SSL化(=通信の暗号化)されていない、または、SSL証明書の有効期限が切れているからです。
WEBサイトのURLには、
- http://から始まるURL
- https://から始まるURL
の2種類があります。
http://から始まるURLは「常時SSL化」に対応していないため、悪意のある第三者に個人情報を盗聴され悪用される可能性があります。
インターネット通販サイトで買い物をしようした時に、そのサイトが常時SSL化に対応していなかったことに気付かないままクレジットカード情報を入力した場合、最悪の事態として入力したクレジットカード情報が盗み見られて不正利用されるなんてこともあります。
httpに「s」がつくかつかないかのわずかな差ではありますが、https://から始まるURLは常時SSL化されているため、暗号化された安全な通信が行えます。
「保護されていない通信」の対処法は常時SSL化
「保護されていない通信」などといった警告文がアドレスバーに表示されないよう対処するには、前項でもご紹介した「常時SSL化」をすることです。
サイトの常時SSL化を行うことで、やり取りされるデータが暗号化されるため、個人情報を盗聴されたり、改ざんされたりするのを防止できます。
実際の常時SSL化の手順や流れについては、下記の記事にて詳しくご紹介しておりますので、ぜひご参照くださいね。
▼常時SSL化対応(HTTPS化)する手順・流れ!この4点が重要なポイント
HTTPS化対応しないとWebサイトが正常に表示されなくなります
Google公式のSecurity Blogで、新たに下記のような発表がありましたので、サイト運営者の方は特に注意が必要です。
概要
2019年12月から2020年2月にかけ、Google Chromeに対して、Webサイト内の「HTTP」コンテンツがブロックされるよう、段階的な仕様変更が行われることが公表されました。
Google Chrome 79.0以降
HTTPS/HTTP混在ページにおけるHTTPをデフォルトでブロック対象とする
Webサイト上に「http」で記述されているコンテンツが正常に動作しなくなる
上記のようなGoogle Chromeの仕様変更に伴って、Webサイト内の「HTTP」コンテンツがブロックされてしまうと、Webサイトに訪問したユーザー(お客様)にはあなたの伝えたい情報を正しく伝えることができなくなってしまいます。
そのような機会損失を避けるためにも、まだHTTPS化(SSL化)対応がお済みでない場合には、早めにHTTPS化対応することを強くおすすめします。
また、SSL証明書を導入済みの場合であっても、「http」から始まるコンテンツが混在していないかどうかを、今一度チェックすることをおすすめします。
専門的でよくわからないという方は、弊社にお任せください
「保護されていない通信」といった警告文が表示される状態から、表示されない状態にするにはサイトの常時SSL化が必要ということをお伝えしました。
しかし、常時SSL化の作業は専門的で難易度が高く、聞き慣れない専門用語もたくさん出てきてよくわからないという方も多いです。
そのような場合には、常時SSL化代行の専門家である弊社にご相談ください。
今なら、無料相談キャンペーンを実施しております。
弊社にお問い合わせいただく70%は、専門知識を持たれていない読者様からです。
わかりやすい言葉でご説明させていただくように心がけておりますので、お気軽にご相談くださいね。
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