WordPress「親テーマが見つかりません」が表示されて子テーマが作れない状況です
今回ご紹介する事例のお問い合わせ内容は、下記の通りです。
お問合せ内容
WordPressの子テーマがインストールできません。
画面には、「以下のテーマはインストール済みですが、足りない部分があります。」と表示されています。
親テーマはインストール済みであるのに、「インストールしてください」となっていて訳が分かりません。
ちなみに両方ともインストールしてみたのですが、同じエラーが表示されます。
レンタルサーバーに何か問題があるのでしょうか?
親テーマは「Twenty Twenty」、サーバーはXserverを使ってます。
よろしくお願いします。
テレコム東京の対応
今回のエラーは、レンタルサーバーに問題はありません。
子テーマを作成する際に設定する、子テーマの「style.css」内において、親テーマを指定する箇所「Template」が、親テーマの「Theme name(テーマ名)」と一致していないと親テーマと認識されません。
よって、「親テーマが見つかりません」というエラーメッセージが表示されてしまうのです。
「Template」の表記において気を付けるポイントは以下の通りです。
- 「Template: 親テーマのディレクトリ名」と表記
- 「Template」の「:」のあとの半角スペースや全角スペース
- 「大文字」「小文字」の表記
「Template」の箇所では、親テーマのディレクトリ名を記述しなければならないので注意が必要です。
サイト内調査を行い、子テーマの「style.css」を確認したところ、「Template」において「Twenty Twenty」と表記されており、1文字目が大文字で、スペースが入っていました。
なので今回の場合、親テーマのディレクトリ名を確認した後、正しいディレクトリ名に修正し、親テーマを認識させる必要があります。
以上の点を踏まえて、弊社では、下記のような対応をさせていただきました。
実際の対応
事前にお客様からお聞きした情報は以下の通りです。
- レンタルサーバーのログイン情報
- WordPressのログイン情報
- FTPログイン情報
続いて、下記の作業内容により、お客様のご要望を実現することができました。
- サイト内調査
- FTPでレンタルサーバーに接続
※親テーマのディレクトリ名を確認しました。 - 子テーマの「style.css」より親テーマを指定する箇所を確認、修正
※親テーマの正しいディレクトリ名に修正しました。 - WordPress管理画面にて再度アップロード
- 子テーマがインストールされたことを確認
- 動作確認、最終確認して作業完了
- 30日間の無料保証サポート
今回は、親テーマの正しいディレクトリ名を確認後、「Template」の箇所を、「Twenty Twenty」のスペースをなくし、すべて小文字の「twentytwenty」に修正しました。
修正後、本来の親テーマと紐づけるため再度アップロードし、子テーマがインストールされたことを確認して作業完了としました。
このケースの見積もり金額
今回ご紹介したケースの場合、弊社では2万円(税別)にて対応いたしました。
業者によって設定されている価格が異なり、同じ作業内容であっても高額な見積もりを出される場合もありますので、依頼先を検討する際には必ず他社見積りを取りましょう。
今回ご紹介したようなケース以外にもホームページのことでお困りの場合は、お気軽に弊社までお問い合わせください。
弊社にお問い合わせいただく70%は、専門知識を持たれていない読者様からです。
わかりやすい言葉でご説明させていただくように心がけておりますので、お気軽にご相談くださいね。
下記の画像をクリックしていただくと、無料診断フォームに遷移します。
関連記事