WordPressでPHPをバージョンアップしたらエラーが発生しました
今回ご紹介する事例のお問い合わせ内容は、下記の通りです。
お問合せ内容
【依頼内容】WordPressのエラー解消
「500Internal Server Error」が表示されたサイトの復旧作業をお願いします。
PHP5からPHP7へバージョンアップした途端に、エラーが発生してしまいました。
サーバーは最近「エックスサーバー」へ移行したばかりです。
FTPなどサイトの復旧に必要なパスワードはすぐにお渡しできますので、よろしくお願いします。
テレコム東京の対応
「500 Internal Server Error」は、サーバー側で問題が生じているときに表示されるエラーメッセージです。
このエラーメッセージが表示される原因として挙げられるのは以下の通りです。
- 複数のドメインによるサーバー負荷
- アクセス集中による内部サーバーエラー
- PHPや.htaccessなどの記述ミス
- パーミッション(アクセス許可)の設定ミス
サイト調査を行ったところ、今回のケースでは、お客様がバージョンアップ前のPHP5で、動作設定を変更するために「.htaccess」ファイルへ「php_flag」と「php_value」を設定していたことが原因でした。
バージョンアップしたPHP7では、「php_flag」と「php_value」が無効になっているためエラーが発生したようです。
この場合、「.htaccess」ファイルではなく、レンタルサーバーの管理画面より「php_flag」と「php_value」を再設定する必要があります。
以上の点を踏まえて、弊社では、下記のような対応をさせていただきました。
実際の対応
事前にお客様からお聞きした情報は以下の通りです。
- レンタルサーバーのログイン情報
- WordPressのログイン情報
- FTPのログイン情報
続いて、以下の作業内容により、お客様のご要望を実現することができました。
- サイト内調査
- バックアップをとる
- サーバーのサーバーパネルにログイン
- PHPの各種設定を「php.ini」にて行う
- FTPソフトを利用し「.htaccess」ファイルの修正
- 全体の動作確認と最終確認を行い作業完了
- 30日間の無料保証サポート
「php.ini」は、プログラムを全体的に動かすための設定ファイルのことです。
バージョンアップ後にエラーが発生した場合、「php_flag」や「php_Value」などのPHPに関する設定を「php.ini設定」で行わず、「.htaccess」ファイルに記述したままにしていると「500 Internal Server Error」の原因となります。
エラーメッセージが表示された状態が続くと、SEO評価に影響が出る可能性もありますので、エラー解決は早めに行うことをおすすめします。
このケースの見積もり金額
今回ご紹介したケースの場合、弊社では2万円(税別)にて対応いたしました。
業者によって設定されている価格が異なり、同じ作業内容であっても高額な見積もりを出される場合もありますので、依頼先を検討する際には必ず他社見積りを取りましょう。
今回ご紹介したようなケース以外にもホームページのことでお困りの場合は、お気軽に弊社までお問い合わせください。
弊社にお問い合わせいただく70%は、専門知識を持たれていない読者様からです。
わかりやすい言葉でご説明させていただくように心がけておりますので、お気軽にご相談くださいね。
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